みどりの血便2

どーもー!マミィでーす!


前回までとだいぶテンションが違いますが、今回はみどりの検査結果とマミィの迷走ぶりをお届けしたいと思います。


13歳で腎臓を患うまでほとんど病気をしなかった熊吾さんのおかげで、FIPと言われても正直ピンと来ないままショックを受けていたわたくし。


ざっくり説明しますと「猫伝染性腹膜炎(FIP)」とは?


・ウイルス性疾患でワクチンがない!
・どこの猫でもかかってる「コロナウイルス」というほとんど無症状のウイルスが体内で突然変異を起こすとFIPの原因ウイルスになってしまう
・感染猫の1割ぐらいが発症し、治療が難しく致死率がとても高い病気


と、まぁ要約するとこんな感じだと思います(たぶん。。)


結果がでるまでの5日間、FIPだけでなく「粘液」「血便」関係で該当する病気がないか、ひたすらネットサーフィンして気づいたのは、猫の世界にも西洋医療以外の選択肢がたくさんあるということ。


「猫に漢方薬とな!」
「猫にサプリメントとな!」


まさに目からウロコが落ちるってこのことかね?すごいよ、マサルさん!と感動しきりでございました。いや、まぁわたくしが無知だっただけなのかもしれませんが、とにかく感動したのであります。


ちょうどその頃、約束の5日目を迎えていよいよみどりの結果がでました。


……要約すると……

・FIPではなさそうだ!(ここややこしいのですが、コロナウイルスはあるけども、数値的にはそんなに悪くないので発症はしてないそうだ)

・他の感染症検査も全部シロだ!

・検便の結果は虫もいなかった!


……結論は原因不明だ!!……


と、いうことでございます。

いや〜重大な病気じゃなくてよかった〜☆とは思ったけれど、病院の先生たちも首をひねる不思議な症状のみどりちゃん。あなたは一体どーなっちゃってるの???


そこでマミィが辿り着いた結論はというと・・・


「脱☆ケミカル!!」これでございます。


原因不明だからって、いつまでもステロイドや抗生物質に頼るわけにはいかないし、わたくし本人だって風邪をひいても漢方しか飲みたくない派ゆえ、強いお薬にはものすごい抵抗が。


こうなったら免疫力アップで対抗じゃ〜い!


ってことで、マミィの直感でピンときた「ササヘルス(熊笹エキス)」と「ヌクレオエンジェル(動物用核酸)」で試してみることに。

かくして始まった、脱ケミカルまでの道のり。
もちろん病院のお薬は徐々に減らすつもりで、まずは併用からのスタートであります。


しか〜し。


併用するとなると、いかんせん飲ませる薬が多い!
ここに羅列するだけでも「抗生物質・ステロイド・インターフェロン・フェロビタⅡ・ササヘルス・核酸」こんなにあるなんて、飲ませるわたくしも頭がこんがらがりますがな。


しかも!


ごはんに混ぜられた緑や黄色や茶色のもろもろが一体となって、ヘドロにしか見えない!たかしのごはんのほうが美味しそうってことに徐々にみどりが気づいて抵抗を始めたーっ!

そりゃ、みどりだって嫌になりますわな。
おまけに何が効いてるのかもわからしまへんがな。


「ごめんね、みどり。みどりも疲れたよね。」
「マミィもなんかよくわかんなくなっちゃった。」
「嫌がるみどりに無理やり飲ませる必要なんてあるのかなぁ。。。」


と、気分はフランダースの犬最終回(当社イメージ)。


意気揚々とスタートした作戦は早急に頓挫というか難航いたしましてですね。マミィが方向性を見失っていたその頃。。。。


みどりが急にプリティーなオシリを高々と持ち上げてーーーーは、発情期キターっ!!

それでは、次回は前回のたかしの発情期の顛末と、みどりの発情期。
2本まとめてお送りしまーす。



みどりの血便

前回までは、最後の一線を越えさせないたかしに悶々としていたわけですが、今回はみどりについてお話したいと思います。

初日からゲージの外に出てお部屋探訪するあたり、大物感が漂うみどりちゃんでしたが、その後もまったく物怖じすることなく食欲旺盛・マイペースに過ごしておりました。

順調に見えたみどりの異変に気付いたのは、トイレを掃除してた時のこと。


あれ?
便の色が妙に薄茶色じゃない?
うっすら粘液と血がついてない?

3匹いるとどれが誰のかわかりにくいけれど、これは間違いなくみどりの便じゃあないですか。


最初は子猫によくある食べ過ぎかな~?
なんて、軽く考えてたんでビオフェルミンを小さじ1杯ごはんに混ぜて様子をみておりましたが、何日経っても改善の気配なし。


そういえば。。。。


女子だからたかしに比べるとちょっと小柄なのかと思ってたけど、日が経つにつれて明らかな差が出てきたような。。。

遊んでる時もたかしがジャイアンばりにおもちゃを横取りするからふて腐れてるのかと思ってたけど、コタツで寝てる時間が長すぎるような。。。


それでも、食欲だけは小柄な体には似合わない程あるので油断していたわたくし。そんなある日突然みどりが、みどりが吐いたーっ!!そして食欲の塊だったみどりがお昼ごはんを食べないーっ!!


こ、これはどう考えても一大事。
慌ててみどりを連れて笹塚の動物病院へ。


血液検査の結果は、白血球が増えてる(つまり感染症などにかかってる可能性大)、肝臓の数値が悪い、そして貧血気味。

みどりのような子猫で今回の症状だと、猫伝染性腹膜炎(FIP)の可能性も考えられると言われて数日後の検査結果を待つ事に。先生に言われた「子猫がFIPを発症したら交通事故にあったと思ったほうがいい」という言葉があまりにもショッキングすぎて。。。およよ。。。


とにかく全部の数値があまりよろしくない…という事で、抗生物質とインターフェロン、ステロイドを処方されたみどりなのでした。

そこから少しずつ食欲が回復して元気に遊ぶように。おまけに便も固まってきて、明らかに薬が効いてる様子のみどり。


でもさ~でもさ~。

薬が効くってことはやっぱり何かの病気?
まさか、FIPなんてことないよね???


そこからでございますよ。
お母さんは心配性スイッチが入っちゃったわたくし。

岡田あーみん先生もびっくりの
「パピィ」ならぬ「マミィ」化現象勃発でございます!


ではでは、わたくしのやり過ぎ「マミィ」ぶりとみどりの検査結果はまた次回につづきまする〜。


みどりとたかし3

えー、たかしの野良猫っぷりに身悶えしていた前回までのわたくしですが、その後の様子はいかがと言いますとですね。はい。

1週間が経ち、2週間が経ち。
一進一退を繰り返しながら季節は秋から冬へ。

そうです!
猫好きな皆さまご存知のゴールデンシーズンが到来したのであります!

頑なにビビりまくっていたたかしも、寒さに負けてコタツの足元へ…そして布団の上へ…徐々に距離を縮めてまいりましたよ〜。

もしかしてだけど?
この調子なら?
もうすぐたかしを抱けるんじゃないの〜?

だってわたくし、寝てる時は足でたかしをチョイチョイしても平気だもんねー。ごはん食べ終わって他の子のごはんを狙うたかしを膝にのせたりできるんだもんねー。たぶんだけど、結構好かれてる気がするもんねー。

もしもたかしが女子だったらですよ?
ボディタッチをこんなに許してるんだから、そろそろ家に送るついでにムフフ…って思うじゃないですか!

はたして。。。

「今日こそ決めてやるぜ!」と意気込んだわたくし、さりげなく遊んでる途中でたかしをガバチョと抱き上げてやりましたよ。そして優しく胸に抱きしめようとしたその時〜っ!!

たかしが必死の形相で暴れ始めたんであります。
その様、ヒグマの爪にかかった紅鮭の如しっ!

そのとんでもない「とれとれピチピチ」ぶりにわたくし完全に萎えました。そして脱力したわたくしをよそに、たかしは脱兎のごとく2階に逃げて行きましたとさ。まる。

でもさ~でもさ~。

それって深夜に部屋にあげておいて、いざとなると「そんなつもりなかったのにっ!」とか言って今さらお断りどころか泣いて逃げる女子ぐらい面倒くさいよ、たかしくん。なかなかに傷つきましたよ、たかしくん。

え?それから結局どーなったんじゃいって話ですか?

えー、たかしとは膠着状態のまま2ヶ月後を迎えまして、もはや抱いてやるという野望もなくしたわたくしだったのですが、あれよあれよとたかしに発情期が到来。

どうしたらキャリーケースに入れて病院へ連れて行けるのか、想像もつかないたかしを前にわたくし途方に暮れていたのであります。

あー、また今日も長くなってしまったので発情期の件はまた持ち越しで(ってか長いよ!でも全部たかしのせいだから!)その前に次回はみどりの血便の話でもしようかしらん?


みどりとたかし2

そんなこんなで?突如2匹の子猫を迎えることになった我が家では、ゲージを組み立てたり、網戸を補修したり、脱走防止の柵を玄関に作ったり、おもちゃを選んだり、名前を考えたり。

それはそれは、どきどきワクワクしながら妄想しておったわけですよ!気分はもう初孫ができたじーさんばーさんですよ!

そして待ちに待った当日。。。。

キャリーからゲージに移った2匹の様子がこちら↑の写真でございます。

みどりは新しい場所に興味津々で、さっそくトイレに入ったり、たかしの分までごはんを食べて、外に出たいと催促。
少しだけびくっとするけれど、おもちゃで遊んでる間は触っても平気だし、人間と一緒でいざとなると女の子のほうが大胆なのねー。

それに比べてみどりの後ろに隠れたままの黒い物体…たかしはと言うと、ごはんどころか微動だにせずカチコチに固まっておりました(笑)


その後もすんなり馴染んだみどりと比べると、なかなか手ごわいたかしの野良猫っぷりにわたくし相当苦心していたようで、当時の日記を読み返すとこんなコメントが。。。

3日目
たかしがゲージから部屋に出てくるようになったけど、ずっと部屋の隅に隠れたまま。ごはんも人影がなくならないと、食べに来ない。

4日目
遊んでる時だけ近くに来てくれるけど、すぐに「はっ!」とした顔をして隠れちゃう。でもごはんの時は近くで待機してくれた。

6日目
ごはんの途中でナデナデしてみた!食べ終わった瞬間に「はっ!」となって飛び退いたけど地味ながらもうれしい変化。

7日目
今日で一週間、遊んでる時は体に触れても気にしないで続行してくれるようになってきた。まずは、同じ空間にいても大丈夫なんだって思ってもらえるようになりたいな。無理せず話しかけながら、とにかく一緒に遊んで隣でごはんを食べて…これを気長にやってくことしかないよね。


なんて、自分で自分に言い聞かせつつ「早くたかしを抱きしめたい〜」と身悶えする日々が続いたのであります。

はてさて、たかしを抱ける日は来るのか!?
その後の様子はまた次回〜。

みどりとたかし

はじまりは去年の10月、電話の仕事の合間にこっそりネットサーフィンをしていた時のことであります。たぶん子猫の画像でも見てニヤニヤしてたのでしょうが、気づくとNPO法人nekonokoという里親募集のサイトが目の前に。

「な、なんとな!」
「世の中にはこんなに里親募集中の猫たちがいるとな!」

いやはや、実はそれまでなんとなく見て見ぬふりをしてきたと言いますか、無意識に見ないようにしてきたんです。うちにはプリンスであるくまごさんがいるしなー、と。

でも、13年前は子猫だったくまごさんも、すっかり炬燵が似合うロマンスグレーに。一緒に食っちゃ寝生活も楽しいけど、いつかまたご縁があれば、子猫と思いっきり遊び倒したい!!なんて思ってもいたわけなんです。


「はっ!」
「しかも原宿で里親会が開催されるのは明日ではないですか!」

そこからの私の行動は素早かった…。翌日の午後に半休を取り、旦那をたぶらかして里親会に参加!

みどり(当時はバンビちゃん)にメロメロになっている旦那の気が変わらないうちに、素早く頭の中で計算!

一緒に保護されたたかし(当時はジャガーくん)と、みどりとくまごの3匹までなら有事でもギリギリ連れ出せるはず…うん、大丈夫!


ってな訳で、そのまま里親に名乗りでた次第であります。

この間ほぼ24時間。まったくの想定外の出来事ですが、不思議と衝動的というより来るべきものが来たような、ずっと考えてたことが形になったような、自然な流れだった気がします。

出会いって、そういうものなんでしょうね。

ではでは。
長くなってしまったので、2匹が我が家にやって来た話はまた次回に〜。

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