えー、たかしの野良猫っぷりに身悶えしていた前回までのわたくしですが、その後の様子はいかがと言いますとですね。はい。
1週間が経ち、2週間が経ち。
一進一退を繰り返しながら季節は秋から冬へ。
そうです!
猫好きな皆さまご存知のゴールデンシーズンが到来したのであります!
頑なにビビりまくっていたたかしも、寒さに負けてコタツの足元へ…そして布団の上へ…徐々に距離を縮めてまいりましたよ〜。
もしかしてだけど?
この調子なら?
もうすぐたかしを抱けるんじゃないの〜?
だってわたくし、寝てる時は足でたかしをチョイチョイしても平気だもんねー。ごはん食べ終わって他の子のごはんを狙うたかしを膝にのせたりできるんだもんねー。たぶんだけど、結構好かれてる気がするもんねー。
もしもたかしが女子だったらですよ?
ボディタッチをこんなに許してるんだから、そろそろ家に送るついでにムフフ…って思うじゃないですか!
はたして。。。
「今日こそ決めてやるぜ!」と意気込んだわたくし、さりげなく遊んでる途中でたかしをガバチョと抱き上げてやりましたよ。そして優しく胸に抱きしめようとしたその時〜っ!!
たかしが必死の形相で暴れ始めたんであります。
その様、ヒグマの爪にかかった紅鮭の如しっ!
そのとんでもない「とれとれピチピチ」ぶりにわたくし完全に萎えました。そして脱力したわたくしをよそに、たかしは脱兎のごとく2階に逃げて行きましたとさ。まる。
でもさ~でもさ~。
それって深夜に部屋にあげておいて、いざとなると「そんなつもりなかったのにっ!」とか言って今さらお断りどころか泣いて逃げる女子ぐらい面倒くさいよ、たかしくん。なかなかに傷つきましたよ、たかしくん。
え?それから結局どーなったんじゃいって話ですか?
えー、たかしとは膠着状態のまま2ヶ月後を迎えまして、もはや抱いてやるという野望もなくしたわたくしだったのですが、あれよあれよとたかしに発情期が到来。
どうしたらキャリーケースに入れて病院へ連れて行けるのか、想像もつかないたかしを前にわたくし途方に暮れていたのであります。
あー、また今日も長くなってしまったので発情期の件はまた持ち越しで(ってか長いよ!でも全部たかしのせいだから!)その前に次回はみどりの血便の話でもしようかしらん?